明日には居ない君の物語
だんだんと意識遠のく。






目が覚めると目の前には父さんがいた。

「要!!」

「俺どんくらい寝てた?」

我ながら第一声がひどいなとは思う。

「だいたい2週間くらいだな」

に、2週間…。

「なぁ、路畑は?」

ちゃんとお礼しなきゃなんねーし。

「冬菜ちゃんなら、1時間くらい前には居たよ」

1時間前か…。
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