Secret Love


「…そこに書いてある通りだよ」



『…』



「ねぇ蓮、なに食べたい?」



冷蔵庫を開けながら聞くと。



『…なんでもいいよ、食べられるものだったら』



「ちょっ…失礼だなぁ!」



『美味しいの作ってねー?じゃ、俺、先に風呂入るわ』



「あ、うん…」



蓮がリビングから出て行ってくれて…よかった。



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