Secret Love


1人の手がわたしの頬を撫でる。



─ゾクッ…



「やだ…蓮…!助けてっ…」



涙を堪えながら、わたしは力一杯叫んだ。



すると…



『…加恋!いるんだろ!?開けるから離れてろ!』



ドアの向こうから…蓮の声がした…。



「…っ!」



わたしは3人を押して、ドアから離れた。



.
< 215 / 358 >

この作品をシェア

pagetop