Secret Love


こんな尚の前で「する気しない」なんて…言えるはずもなく。



気がつくとわたしは、



「頑張ろうね!」



笑顔でそう答えていた。



それを聞いた尚は、今までに見たことのないくらい綺麗で、優しい顔をしていた。



『加恋…頑張ってね?』



頬を赤く染めた柚来が、わたしに呟いた。



「うん…!」



決まったからには…頑張ろっ!



.
< 24 / 358 >

この作品をシェア

pagetop