Secret Love


「きゃっ…!」



『うわっ…!』



開かれたドアにあたりそうになりわたしは、小さく声を上げた。



その声に気づいたのか蓮も、声を上げた。



『…加恋?…なに?』



…わたしの、大好きな声。



「あ…出掛けるの?」



『ん?いや、喉が乾いただけ』



「あ…そうなんだ」



.
< 26 / 358 >

この作品をシェア

pagetop