Secret Love


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─────…



『…美谷様、そろそろ…』



1人の看護士さんが入ってきた。



『あ、はい』



お父さんは返事をすると立ち上がって言った。



『…帰るぞ』



「…うん」



わたしは握っていた蓮の手を離し…椅子から立った。



「…お母さん…帰ろ」



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