Secret Love


『…お医者さんに話してみましょう?加恋』



「え…」



『もしかしたら…ってこともあるし。ね?』



“もしかしたら”



わたしを…忘れてる?



「…ん」



やだ…そんなの。



『…違ったらいいわね…』



廊下を歩いている途中、お母さんが呟いた。



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