Secret Love


─キーンコーン…



チャイムが鳴り、4限目の授業が終わった。



『ふぁぁぁ…疲れたぁ。ご飯ご飯!』



「ホントだよ。4限目に世界史はヤだよねー」



『加恋、西島さん、飯食おうか』



『俺もな!…あ、でも待ってて。購買行ってくる!』



尚と藍沢くんがわたしたちの元に来て、そう言ってきた。



「いいよー。じゃあ、机くっつけよっか」



わたしは机を4つくっつけて、小さなグループを作った。



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