✧*。最愛✧*。
最近 雪夜は私と接する時、避けてるような…どこか ぎこちない
目が合うと、すぐに逸らされてしまう…いつからだろう
そうだ…
バイト終わりに鈴香が雪夜に会いに来た日くらいから、雪夜は私と距離を置き始めた
バイトが終わり いつも更衣室の入り口で待っていてくれていた雪夜は もういない
私…雪夜に何かしたかな……
肩を落として駐輪場へ向かうと、雪夜がヘルメットを手にしてバイクに凭れかかっている
「雪夜…」
「あのさ…、俺ん家にある お前の私物…片付けたから今度、取り来てくんね?」
そう言った雪夜は、決して私を見ようとしなかった
「……わかった」
今まで そんな事 言わなかったのに…
でも、いい加減 いつまでも そのままにしておくのもいけないと思ってたから丁度いい
来週中に雪夜のアパートに行く事を伝えた