✧*。最愛✧*。
時計の針が12時に差し掛かる
伸びをした玲央は時計を見るなり、テーブルに広げた問題集を片付け始めた
「終わったの?」
「まだ。腹減ったから息抜きがてら飯食い行こうぜ」
そう言って、財布をポケットに入れ立ち上がる
『どうしてもラーメンを食べたい』と言って譲らない玲央に連れられて、繁華街にある美味しいって有名なラーメン店でお腹を満たした
「あー、食ったぁ。寒い日のラーメンって最高だよな。あ、ついでに寄る所あっから、ちょっと運動がてら付き合えよ」
「うん、別にいいけど」
繁華街の奥を目指して歩き出した玲央に付いて行くと、一軒の店の前で足を止めた