極短☆ホットココア


…あたしの好きな飲み物覚えててくれたんだ───



そんな些細な事でさえ心暖まる出来事になるのは、

やっぱりあたしが渚を好きだから。



「話ってなに?」


優しい目をした渚の瞳にあたしが写る。



なんだか急に辛くなって、静かに顔を伏せた。









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