お願いもう一度。
そんな事を考えていたら
どんどん日にちは過ぎ去って行く。
いつも遠くから
雄星を見つめる毎日
「ねぇ、空から告っちゃえば?
また付き合いたいって」
そう言ったのは
同じバレー部だった早坂 莉緒
「いや、でも、、嫌われてたら、、凹む」
「言ってみなきゃわかんないじゃん?」
「自信ない。」
「はぁ、、卒業式までもう日にちないんだよ?」
「わかってるよ、、、」
「高校受かってるかわかんないけど
どちらにせよ学校違くなるんだからね?」
公立高校の合格発表は卒業式の翌日。
雄星とは志望校が違うから
受かっても落ちても違う高校。
わかってる
わかってるんだけど、、、、