闇と月


私は、仕方なくゼリーへと手を伸ばした。

そういば私、飴食べてたんだった。

『そう、私今飴食べてる。』

「うん、だから?」

顔怖いデス…

引き攣ってるよ。

せっかくのイケメン顔が…

『だから、食べれない…です…』

思わずです、つけちゃったよ…

「何かな?柚華ちゃん?飴がなんだって?聞こえなかったなぁ〜」

『いや、ナンデモナイデス…』

普段かわいい感じな雰囲気なのにゆうは怒ると怖い。

とにかく笑顔でキレるから怖い…

大人しく私はゼリーを食べることにした。


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