闇と月


『 はぁ…わかった。お披露目会するならちょっと連絡したい人いるからシロにも報告しないとだし、また後でここに戻って来るから。』

「分かった…でも逃げんじゃねぇぞ。逃げて後で公開しても知らねぇからな。分かったか?」

逃げたらどうなるのか想像したくない…

ただでさえ最近仁たちと一緒にいるせいで目に見えない地味な嫌がらせは益々増えてんのに、余計面倒なことになりそうだ…

『 わかった。』

そう言い私は屋上から出た。

まずシロに報告しないとか…

はぁ、面倒臭い…

一応シロも教師だから職員室にいるかな?

てか、いて欲しい…

いないと困る。

コンコンコン

いくらヤンキー校だからって職員室だし、ノックするのは礼儀だよね…

ノックをし職員室の扉を開けると職員室にいる先生方に一斉に注目された。

そりゃあ、この学校職員室に用ある人なんていないよな。

用あるとしたら生徒指導室とかだろうし…


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