闇と月
『普通より少し細いだけだし。それに飴食べてるし、今日はちゃんとお昼おにぎり食べたから大丈夫。』
私はあの人を失って以来あまりものを食べることができなくなっていた。
基本的に朝は飴とコーヒー。
お昼はお腹空いてたらなにか食べる。
夜はサプリで栄養をとったりするのがほとんど。
たまに1日何も食べないもあったりするから他の人より少し細かったりはする。
「今日は食べただと?それに飴って…柚華は少し細いじゃなくて痩せすぎだ。また倒れるぞ。俺らに心配かけたくねーなら食って太れそして寝ろ。まぁとりあえず月姫になることは他の奴らにも伝えとく。」
『あ、じゃあ私そうに電話しなくても大丈夫?』
「あぁ、多分これ聞いたら颯太の方から電話来るんじゃねーか?」
電話しなくていいなんてラッキーとか思ってたのに確かにそうから電話きそう…