闇と月


「柚華はあぁ言ってるが俺らが認めたれっきとした月姫だ。」

仁に続き、

勇太が、

「もし、柚ちゃんになにかしたら許さないから。」

「文句があるなら俺らが聞くから俺らに直接言え!」

康太が、

そう言ってくれた。

また、少し心が暖かくなった気がした。

今日はちょっぴりいい日なのかもしれない。

そう思えた。

しかし、それは数時間後一瞬にして消え去ることを私はまだ知らない…


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