闇と月


その後シロ''先生''が色々話していたがあまり夜はよく寝れない私は眠かったので聞いていなかった。

先生をつけろとうるさいので仕方なくつけることにしたハァ…

気づいたら帰りのHRも終わり解散していた。

この後私は早く帰らなかったことを後悔するとは微塵も思わずに呑気に帰りの支度をしだした。

もう教室には私と派手な独特なオーラを持っている男達しか残っていなかった。

「ねねー、君柚華ちゃんだっけ?なんで滝川さんのこと知ってるの?」

ピンク髪の少しうるさそうな男が聞いてきた。

『 滝川?』

「滝川志郎さんのことです。担任の」

茶髪のインテリ風の男がそう言ってきた。

あぁシロの苗字そういえば滝川だった。

『なんでもいいでしょ。あんた達には関係ないしそれにあんたら誰?』

「え、俺らのこと知らねーの!?」

髪、真っ青てかピンク髪と顔そっくりだそお前らはサン〇オの某キャラクターか?

てかなんなんだ?知らないの?って

お前らは有名人かなんかなのか?

『知らないです。会ったことあります?
初対面ですよね知るわけないじゃないですか。』

(こいつらなんなの。会ったことないのに知るわけないじゃん。)

そう言うとピンク&青の男はびっくりしたような顔をして後ろにいる茶髪と銀髪を見て、

「僕達のこと知らない人この辺の地域ににいたんだねー」

なんて言っていた。

だから初対面だから知るわけがない。

茶髪の男もなんかびっくりした顔で、

「ほんとに俺達のこと知らないんですか?」

なんて質問してきた。

『だから知らないって言ってるじゃないですか。なんなんですか?私帰りたいんですけど。』

「君、面白いね〜顔も可愛いし、俺タイプかも」

なんてナンパ?してきたピンク頭にそっくりな顔をした青髪。

「俺たちはね〜月虹って言う暴走族だよ☆」

ピンク髪の男が語尾に☆をつけて言い出した。

さっきまで黙ってこっちを見ていた銀色の目をした一際独特なオーラを放つ男が急に話かけてきた。

「お前は何を背負ってるんだ?」


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