闇と月
『はぁ…分かった。メンバーに紹介するならちょっと連絡したい人いるから、シロにも報告しないとだし、また後でここに戻ってくるから。』

そう諦めたように柚華が言うから逃げんなよと、きゅうをすえた。

「シロってもしかして、滝川さんのことですか!?」

「そうそう!!あ、そっか翔は1年だから滝川さんと柚が知り合いなのは俺らから聞いてたけど呼んでるとこまで見てないもんね!!」

「ほんと、びっくりだよね!! あの、伝説の幹部をあだ名で呼んじゃうなんてさ。」

勇太と康太の意見はきっと渉もその通りだとおもっただろう…

「それに他にも報告しないとってどーゆうことだ?親とかか?」

「確かに…でも、普通、親に報告する?暴走族の姫になりましたなんて言えないよね…」

渉の疑問は最もだ…

だが親という線はないだろう。

この前あまりに仲良くないようなことを言っていたからな。

だが、俺達のそのそ疑問は数時間後明らかになった…

最悪の形で…


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