【本編完結】夢から覚めたら、高校生に戻ってた!? 33歳三十路女の人生やり直しストーリー!
雄星とまたね!と言ってわかれてから
一人になった私
自宅に向かい歩いている
落ち着いて歩いているようで
心の中はパニックだ(笑)
し、信じられない!?
雄星とまた付き合える事になるなんて
誰が予想出来る?
ずっと好きだったって言われたよ?!
高2になってるのに!?
じゃあ私がモタモタしてなければ
付き合えてたって事でしょう!?
あ〜何やってたんだ私!!
いや、
待てよ?
私は今高2に戻ってるんだよね?
そして雄星とヨリを戻した
つまりは
未来が変わる?
私のこれから次第で?
三十路独身街道まっしぐらを回避出来る
チャンスって事よね?!
わわわわっ
どーしよう?!
まずは何を頑張れば?
そうだよね!
雄星の仲が壊れないよう
頑張れば良いんだ
今度はウジウジしてないで
自分の気持ちはその時に伝えるんだ!
三十路独身女の後悔を
二度としないために、、、
そうと来ればメールを!!
と、思ったら携帯が震えた
ん?メール?
携帯を開けば
雄星だ!?
《今日会えて良かった!
また改めてよろしくな?
で、明日の朝は何時のバス??
朝練あるんだろ??》
返事を返そうとして
ふと気付けば自宅前。
実家久しぶりだな。
変わってない(笑)
『ただいまー』
とドアを開ければ
『おかえりー』と
お母さんの声だ
リビングに入れば
夕飯の支度をしているお母さんがいた
『今日のご飯、何ー?』
『しょうが焼きー』
と、お母さん
『肉!!(笑)』
懐かしい空間
高校卒業と同時に家出たもんなぁ
まさか三十路まで独身とは思ってなかったけど(笑)
お母さんに結婚はまだ?!と
何度言われた事か(苦笑)
おっと懐かしんでる場合じゃない
早く雄星に返信しないと
慌てて手を洗いに行って
荷物を持って2階の自分の部屋へ行こうと
『荷物置いてくるー』
と、声をかけて
自分の部屋のある2階へと向かった
懐かしい自宅の自分の部屋
いやいやいや、
とりあえず返信を!!
いちいち懐かし過ぎて
返信が遅れる
《遅くなってごめん!
私も会えて良かった!
また付き合えるとは思ってなかったから嬉しいよ♪
明日も朝練だから6時15分のバスに乗るよ》
朝練は一番最初に部室に行くのが
私の習慣になってたんだよなぁ
でも、そー言えば
ちょいちょい雄星も15分のバスに乗るの見た事あったよな?
朝練?
《いつも思ってたけど、早いよなー?
》
いつも?
知ってたの?
《朝練は部室に一番最初に行くのが習慣になっててさ!
てか、いつもって知ってたの?》
《俺は高校まで乗り換えあるしなぁ。朝は自主学習時間があるから15分のバスが多くてさ、ちょいちょい、空見かけてたんだ
てか朝練、一番最初に行くのが習慣とか真面目なのな
授業中は寝てたのに(笑)》
《西野まで結構あるもんね!自主学習時間とかあるんだ!さすが進学校!
てか、失礼な!部活は真面目なんですけど!授業中は眠くて仕方ないんだけどね(苦笑)》
《自主学習しないと授業ついてくの大変なるからなぁ〜
空は相変わらずで、変わってないな(笑)
まぁそんな所も好きだけど!》
西野は大変だなぁ
てか、好きだけど!とか
サラッと言うなぁ
なんでサラッと言えるんだろ?
言ってみるか
《西野大変だねぇ。部活しながら勉強もとか私無理〜(苦笑)
でも、雄星が部活も勉強も努力してるのは尊敬するし、カッコいいと思うし、
好き。》
と、送ってみた
《好きとか、空から言われたら、会いたくなるんだけど。明日15分のバス乗るから、6時にバス停近くで会えない?》
待ち合わせ!?
テンション上がるんですけど
バス停近くって何だろう
まぁ行けばわかるか!
《私だって会いたい!明日6時ね!了解!》
そうして明日会う約束をした
私達は
しばらくメールをして
おやすみ。とメールを送って
この日は終わったのだった
私はこれが夢になんて
なりませんようにと願いつつ
眠りについたのでした