【本編完結】夢から覚めたら、高校生に戻ってた!? 33歳三十路女の人生やり直しストーリー!
雄星視点です
空がまたね!
と言った後
時間が止まれば良いのにと思った
離れたくなかった
でも、また会えるのだとわかっての
またね!は
嬉しい
ひたすら嬉しい
余韻に浸っていたらすぐ自宅に着いた(笑)
自宅についてすぐ
メールを打つ
《今日会えて良かった!
また改めてよろしくな?
で、明日の朝は何時のバス??
朝練あるんだろう??》
空は毎日早い
乗り換えと自主学習時間がある俺と同じ時間に行くんだから朝練だろう
さっきまで、この腕の中にいたのにな、、、
と名残惜しい気持ちがぶり返す
早く会いたい
なんなら今からでもって
遅いから
俺が何するかわかんねぇ(苦笑)
空とまた付き合えるなんて
思っても見なかった
本当に夢みたいだ
夢なら覚めないで欲しい
現実なら
早くまた会いたい
携帯が鳴る
《遅くなってごめん!
私も会えて良かった!
また付き合えるとは思ってなかったから嬉しいよ♪
明日も朝練だから6時15分のバスに乗るよ!》
嬉しいよ♪って
嬉しいのはこっちだよ!
あぁ会いたい!
《いつも思ってたけど、早いよなー?》
なるべく普通に返す
《朝練は部室に一番に行くのが習慣になっててさ!
てか、いつもって知ってたの?》
《俺は高校まで乗り換えあるしなぁ。朝は自主学習時間があるから15分のバスが多くてさ、ちょいちょい、空見かけてたんだ
てか朝練、一番最初に行くのが習慣とか真面目なのな
授業中は寝てたのに(笑)》
授業中の寝顔も可愛いかったなぁ
良かった空が共学じゃなくて
あの寝顔は俺だけが見て、可愛いのは俺だけが知ってれば良い!
《西野まで結構あるもんね!自主学習時間とかあるんだ!さすが進学校!
てか、失礼な!部活は真面目なんですけど!授業中は眠くて仕方ないんだけどね(苦笑)》
今も絶対寝てるんだな。と確信する俺(笑)
《自主学習しないと授業ついてくの大変になるからなぁ〜
空は相変わらずで、変わってないな(笑)
まぁそんな所も好きだけど!》
中学時代と変わってないようで
嬉しいような、心配なような?(笑)
でも好きな気持ちは変わらないのは本当だ
《西野大変だねぇ。部活しながら勉強もとか私無理〜(苦笑)
でも、雄星が部活も勉強も努力してるのは尊敬するし、カッコいいと思うし、
好き。》
好き。って来た!?
え、空から!?
なかなか中学の時は好きって言葉もらえなくて
勝手に不安になったりしてたのに
めっちゃ嬉しい!
あ〜今すぐ会いたい!(笑)
《好きとか、空から言われたら、会いたくなるんだけど。
明日15分のバス乗るから、6時にバス停近くで会えない?》
《私だって会いたい!明日6時ね!了解!》
よっし、これで朝から空に会える!!
会えるとわかれば
勉強もはかどるはかどる
単純な自分に笑えてくる(笑)
しばらく
名残惜しくて
昔話も交えながら
俺は勉強しながら
メールをして
明日の為に
おやすみ!とメールを打って
眠りについた。
あ〜早く会いたい。