【本編完結】夢から覚めたら、高校生に戻ってた!? 33歳三十路女の人生やり直しストーリー!
雄星と付き合いだしてから
毎日のようにメールしている
朝のバスの時間前とか
部活が終わってから会ったりもしていたけど、
それもなかなか毎度とはいかない
やっぱり
学校も部活も違うとそうなるよね、、、。
早く会いたいなぁ、、、
ちなみに授業中である
もうすぐ期末テストなのに
私は相変わらず授業というものが苦手
寝てないだけ進歩したと思いたい(苦笑)
キーンコーンカーンコーン!
起立、礼をして授業が終わる
よっし!部活!
『部活〜♪』
『空、部活の時間になれば元気なるよねー(笑)』
そう言っていたのは同じ進学クラスの優香
いつも一緒にお弁当食べたりしてる
『授業は眠くなるけど、部活は眠くなんないしね!(笑)』
『空〜!部活行こー』
ひょこっと教室のドアから呼ぶのは同じ進学クラスだけど隣のクラスの亜由美
『あ!亜由美だ〜!行く行くー!優香またね!!』
『はいはーい!部活頑張れ〜!』
スポーツバックをからい
カバンを持って亜由美のとこに行く
『お待たせ〜』
『部室誰かいるかなぁ?』
『由美達はいそうだよね!あっちのが部室近いし』
『確かに〜。てか、彼氏とはどうなん?』
ふいに亜由美が聞いてきた
『朝、バス乗る前に会ったり、時々部活帰りに会ったりしてるけど、やっぱり頻繁には無理だねぇ
学校も部活も違うしさ〜』
『あぁ、わかる〜私もなかなか会えないもん。てかさ、空達ってどこまでいってんの?』
亜由美がニヤニヤしている
どこまでってどこまで?!
『どっ、どこまでって何?!』
『あ〜その様子だと、まだか(笑)空だもんなぁ』
どーゆう意味!?
部室到着ー。
『何なに?!何の話してたん?』
突っ込んで来たのは由美だ
『いや、空と彼氏君はどこまでいってんのかなぁって聞いたとこ〜フフッ』
『だから、どこまでって言うけど、みんなはどこまでいってんのさ〜?!』
『あたし、こないだ彼氏の部室でやったよ〜?』
と普通に言う由美
『私は親がいない時間帯に家だなぁ』
と更に普通に言う春菜
『私はまだ、その手前だなぁ、なかなかタイミングがね〜』
と亜由美
『なっ、えっ!?』
『『『空には早かったか〜』』』
何々!?
高二ってもう、その段階いって良い訳?!
亜由美のその手前って
あの手前ですかっ?!
『そんなに展開早いもんなの?!』
『割と早かったなぁウチは〜1週間位だったような?』
と由美
由美はなかなか恋愛経験豊富だ
毎度話聞きながら
顔赤くして聞いてたっけなぁ
『1週間、、、。』
『空達はさぁ、中学時代もあったんだから
早くてもおかしくなくない?』
と、由美は言う
『確かにねぇ、彼氏君我慢してんじゃない?』
と、春菜
『大切にされてるねぇ』
フフッと亜由美。
『そ、そういうもん?それ、どうしたら良いの?』
とりあえず高二の意見を参考にせねばと
聞いてみる
『それは、自然とその流れに身をまかせれば良いんだよっ』
と由美
高二でそれか!?
三十路独身街道まっしぐらだった私は
確か二十代入る前に
なりゆきでやったのが最初だし、
しかも彼女持ちだったとゆうね。
今考えても黒歴史だわ。(苦笑)
『自然に身を任せてねぇ〜、、、あ!部活の時間!!』
練習着に着替えて
体育館へ向かう
先に準備をしていた一年生達が
『『『『お疲れ様ですっ!!』』』』と
声をそろえて言う
懐かしいこの感じ
その後は
いつも通りストレッチから入り
ランニングと
基礎練だ
今は部活に集中しよう
そう決めて
私は部活に打ち込んだのだった。