【本編完結】夢から覚めたら、高校生に戻ってた!?  33歳三十路女の人生やり直しストーリー!

部活の時間


《空!!》

あずさサンに真琴さんに優子さんが
ドタドタと集まってきた

《青山にキスされたって!?》


《んなっ、なんで知って》


《大学内で大騒ぎだよ!
彼氏君に宣戦布告したって!》


《えぇっ》

《くそっ青山め、ウチの可愛い後輩に》

あずさサンめちゃ怖い顔してる

《わ、わたし顔洗ってきますっ》


と、ダッシュした!!

《あ、空!!》



もうどうしよう!

みんなに広まってるとか、、、。

水洗い場で顔を冷やしてると



《空チャンみっけ!》

《青山先輩、、、》

《ねぇ、彼氏君と俺のキス
どっちが良かった?》


《雄星に決まってます!!
じゃ!!》

グイッ
ドンッ

《空チャン隙ありすぎ
こんなんじゃ俺から逃げられないよ?》


《は、離して下さいっ》

《俺さぁ
初めて空チャンがウチの大学来た時から
好きになったんだよねー
こんなんなったの初めてなんだけど》


《ちょ、辞め、、、》

《バレー部一年エースと
バスケ部の二年エースお似合いじゃない?》


《私は雄星が好きなんですっ!》

《怒った顔も可愛いね》

チュッと
縛り上げられた手首にキスされる

《辞め、、て下さいっ》


《辞めてあげない。
俺、本気だから》


と、そこに

《あぁっ!?青山!!ウチの後輩に何してくれてんの!!》

すると抱きしめられた

《んー?口説いてんのわかんねーの?城山》

《だーかーらー、空には雄星君って立派な彼氏がいんだよっ!》

あずささんが引っ張ってくれようとするが

青山さんは離してくれない。

雄星と違う匂いがする

《青山先輩、離して下さい》

《離したら俺と付き合う?》

《無理です》

《ん、じゃぁ今はいったん諦めよかな?
練習始まるし》

パッと離されて
ささっとあずさサンのとこにいく


《空大丈夫?》


《じゃぁね空チャンまた》





青山先輩振り解けなかった

流石一年からエースやってる人は違う。




その後は
淡々と部活に集中した




そして部活後

雄星の所に行こうとした所で

《空チャン確保!》

《っ青山先輩!?》


そして抱き上げられた

《ちょっ青山先輩!?》


そして猛ダッシュ!!


《雄星くん、空チャン貰ってくね?》


《なっ!?ちょっ!》

雄星は不意打ち食らって追いついて来れない

電話がなるけど
抱き抱えられてて出れない!!


《先輩降ろして!!》

《はい、ダメー!!降ろしたら逃げるでしょ?》

《当たり前じゃないですか!?》


《ちなみにこのまま俺んち行きます》

《は、はぁ?!》


《てゆーのは、うっそー!!》

《はぁ?!》

《あ、期待しちゃった?
嬉しい反応してくれちゃってー》

《期待してません!!》



《はい、到着ー!!》


《??》


《ここからの景色綺麗でしょ?》

《?景色、、》

そこは街が見渡せる小さな公園だった


《うわぁ綺麗、、、、》

《やっと笑ってくれた》

《なっ!ちょ、離して!降ろして下さい!!》

チュッ


《なっ!?》

チュッ

《なっ、、やめっ、、、》

《もう黙って、空》

チュッ

《黙りませんよっ!!》

《こんなにキスしたのに?クスッ》


《青山先輩が離してくれないからっ、、んっ》


《はぁ、、空チャンも頑固だなぁ
どうせ雄星君が初彼氏とかなんでしょ?》

《そ、それが何か?》


《他の男を好きになるのも良いんじゃない?》

《む、無理です!!》

《もう無理って顔してないよ?》

チュッ

《なっ、、そんな事ないっ》

なんなんだ青山先輩!

大学生ヤバいな!!



《っはぁ、空っ!》

《良くわかったねぇ雄星君》

《空の携帯GPSついてるからな!》


《まぁ今日は可愛い笑顔も見れたし
良しとしますか》

そっと青山先輩は降ろしてくれた

そして私は雄星のもとへ駆け寄る

《雄星!!》

《空!!》

抱きしめ合う。


《雄星君、俺は空チャン諦めないからな?
覚悟しときなよー?んじゃねぇ〜》





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