【本編完結】夢から覚めたら、高校生に戻ってた!? 33歳三十路女の人生やり直しストーリー!
昨日は散々だった
青山先輩に捕まった上
キスまでされる始末、、、。
雄星は
泣きじゃくる私を大丈夫だからと
慰めてくれたけど
気が気じゃないよね
《ちょっと空!どーなってんの!?》
そう声をかけて来たのは
同じ高校でバレーをしていた亜由美
亜由美も同じ文学部だ
《もしかして、青山先輩の事?》
《もしかしても何もそれしかないでしょ!?
青山先輩が山﨑君から空略奪したって噂になってるよ!?
》
《え!?いやいや、私は雄星一筋だし!》
《そりゃわかってるよ!
問題は青山先輩が超目立ってるって事!
昨日抱き抱えられて、連れ去ったって話で持ちきりだよ》
《うそ、見られてたの?!》
《あ、それマジなんだぁ〜
青山先輩ガチだね》
《ど、どうしよう、、、実はキスもされちゃって、、、》
《はぁ!?
もう青山先輩なりふり構ってないな》
《あぁ、もうどうしよう、、、、》
《相手が青山先輩じゃね〜
あの人バスケ部エースでしょ?バレー部と接点近いし
山﨑君より、青山先輩が近いよね》
《私は雄星が良いって言ってるのに》
《昨日は可愛い笑顔見せてくれたのに?》
後ろから声かけられる
《っ青山先輩、、、》
《そんな顔しないでよ〜
俺、雄星君には負けないよ?クスッ》
構内がざわつく
《だから私は雄星一筋ですから!》
《それもいつまで持つかなぁ?
雄星君もあっちでモテてるみたいだし?》
《雄星と私は大丈夫です!》
亜由美がハラハラした様子で私と青山先輩のやりとりを見ていた。
《あ!そうだ、今度バレー部、バスケ部合同合宿あるよね?
めっちゃ楽しみにしてる》
《ご、合同!?》
《合同つーか、ただ合宿所が同じってだけだけど〜》
《な、なんだ、、、》
《あ、でも油断してたらダメだよ?》
《なっ、、、!?》
《じゃ、俺行くからまた体育館でね!》
と、言って青山先輩は立ち去って行った
《青山先輩おそるべし》
亜由美が震えながら言う
《合同合宿、、、。》
《マジで気をつけなよ空?》
《うん、、、》
ーーーーー、、、、
体育館練習
《ちょっと空大丈夫?!》
あずさサン、真琴さん、優子さんが話しかけてきてくれた
《はい、何とか、、、》
《青山め〜》
あずさサンが怒ってる
《でもさ、青山がこんなしつこいの初めてだよね?》
と真琴さん
《まぁ確かに?空についてはマジっぽいけど?
山﨑君がいるんだし》
《その山﨑くんも法学部でモテてると》
《いや、山﨑君なら大丈夫だね!》
《でも合同合宿あるよね?バスケ部と》
《いや、空は渡しませんから!》
《先輩、、、》
果たして大丈夫なのだろうか、、、
てか法学部で雄星モテてるって、、、
あ〜ダメだ!
部活に集中!!