【本編完結】夢から覚めたら、高校生に戻ってた!? 33歳三十路女の人生やり直しストーリー!
合宿も終盤
私はふとバスケ部を見た
青山先輩が走ってる
今日練習試合って言ってたな
まぁウチもだけど
青山先輩達勝ってるのかな?
《何々ー?青山が気になる感じ?》
あずさサンがニヤニヤしながら聞いてくる
《いや、そんな訳じゃ》
《青山、悪いやつじゃないよ。
アイツもてるくせに彼女作らずバスケ一筋だったから
今回の空狙ってきたのにはびっくりした
まぁ空には雄星君がいるもんねー》
バスケ一筋
その言葉が似合う程
青山先輩のプレイは眼が離せなかった
《負けてられないですね。》
《おーおーウチのエースにも火がついた》
練習試合負けるもんか
そう思っていた試合は
なかなかの接戦で
フルセットまでもつれこんだ
でも負けない!
相手がしつこくブロックしてくるけど
最後は打ち抜いた!
その日はバレー部もバスケ部も勝ったから
軽く打ち上げなノリの夕食だった
お風呂上がりに
あずさサンに貰ったジュースを飲み干して
さぁ部屋に戻ろうとした時
クラッとした
《?》
まぁ良いかとフラフラ歩いていると
《空ちゃん?》
《青山、、先輩?》
《ちょ、何でそんなフラフラなん?
ん?もしかしてお酒飲んだ?》
《おさけ?ジュースは飲みましたよ〜?》
《空チャンめちゃ弱いんじゃん
何してんの!誰だよ飲ませたの!まだ合宿中だってのに》
その頃食堂、先生が
《おーい、これ酒じゃなくてジュースなんだけどー?》
《あ、すみません!!あれ?確かに確認したんですけど》
ーーーー、、、、
《ちょ、空チャン大丈夫?》
《んー?あれぇ?なんで雄星がここにいるのぉ?》
《は?!雄星君じゃない!青山先輩だっつの!》
《雄星〜また青山先輩にキスされちゃったの〜
ごめぇんっ》
青山先輩を雄星だと思って抱きつく
《上書きして?》
《なっ!?ちょ、ちょーっと待って空チャン!》
《嫌いになっちゃった?グスッ》
《わ、わわっ、違う嫌いじゃない!好きだから!》
《じゃぁキスしてよ〜》
《いや、したいけど、俺雄星君じゃないから!!》
《雄星のいぢわる〜》
グイッ
チュッ
《空チャン!?、、、んっ》
首に手を回す空
チュッ
チュッ
《ちょ、辞め、、、!》
《雄星、、好き》
《あー!!もうどうとでもなれ!
どうせ忘れてしまうんやろ?》
《うん?》
《上書きじゃないけど、もう俺もこの状態で
後引けないし、空チャンごめんな?》
チュッ
チュウッ
《ふ、、あ、、っん》
《ちょ、声!煽んなよ
いつも空チャン雄星君に前だとこんなんなん?
そりゃ虜にもなるよな
こんな可愛い反応してくれんなら》
《んー、雄星背伸びた〜?届かないんだけど〜?》
《そりゃ雄星君違うからな
ってかどんだけ酒弱いん》
《雄星〜っ》
《あぁハイハイ
ごめんな雄星君、こんな空チャン目の前にして
抑えれん方が無理や》
《はぁっ、、あ、、っん、、んむ》
《ちょ、、可愛過ぎ、、はぁっ》
《ゆう、、せ、、》
《なぁ、青山先輩って呼んで?》
《なんで、青山、、先輩??》
《良いから!》
《青山先輩、、っん、、ふぅ》
《あぁやべー、これ以上は俺が持たねえ
空チャン普段と全然違ってエロ過ぎやん
てか意外と大胆ってゆうね
ギャップたまらな過ぎ
こんな彼女持ったら手放せんわ。》
《さてどうしたもんかな?》
酔っ払い空チャンは
俺を雄星君と勘違いしたまま
未だ絡みついてくるし
てか絡みつき方!!
本当に一個下か?!
歳上みたいな色気出してきてるやん空チャン
ってかバレー部短パン短いやろ!!
足!!
《んぅー、、、?ん?
青山、、先輩??!》
《お!やっと戻ってきたか!!
空チャン間違えて酒飲んでしまったみたいで
俺と雄星君間違えてるよ?》
《なっ、え!?あ!!》
自分が青山先輩の首に腕を回しているのに気付く
ふりほどこうとしたら
がっしり止められる
《なぁ?空チャン?この状態作ったん
空チャンだから責任取ってよ》
《せ、責任?!》
《空チャンからキスして?》
《なっ、無理ですよ!!》
《無理じゃないよ?雄星君と思えば出来るでしょ?
さっきしたみたいに。クスッ》
《さ、さっき?!》
《そ、俺を雄星君と思ってめちゃくちゃキスしてきたじゃん?》
《う、うそ、、、》
《まぁ覚えてないだろうけど、俺は覚えてるから》
《、、、っ》
《じゃあさ?青山先輩じゃなくて
一樹って呼んでよ?それで今回の事はチャラにしてあげる
まぁ得したの俺だけど〜相手が俺で良かったよね
あんな大胆な空チャン相手じゃ他のやつじゃ
最後までやってたかもよ?》
《、、、一樹、、先輩》
《先輩いらないんだけど、まぁ良いか!
じゃもう大丈夫だよね?
またね!空!》
頭ポンポンとされて
一樹先輩は去って行った
あぁ私はなんて事を、、、
雄星、、、