【本編完結】夢から覚めたら、高校生に戻ってた!? 33歳三十路女の人生やり直しストーリー!
合宿最終日
私は頭がこんがらがっていた
自分がしでかした事を
覚えてないなんて
なんたる失態
しかもお酒入ってたとか
めちゃくちゃヤバい
私はお酒かなり弱いんだよ
だから飲まないようにしてた
社会人時代
飲んだら何やらかすかわかんないんだよなぁ
青山先輩よく無事だったな
まぁ言うて
まだ大学生だもんね
いや、しかし
今回の事は反省の域超えてるよね
どうしよう
そうこうしてるうちに
練習が終わって
最後は皆んなで、BBQー!
お茶を死守!!
《空チャン、食べてるー?》
《青山、、あ、一樹先輩》
《何々ー?青山、空に下の名前で
呼ばせてんの!?》
と、あずさサン
《そ、合宿で仲良くなったの俺ら》
《いや、そこまで仲良くは、、、》
《あぁ可愛いかっ、ごふっ》
《わ、わ〜何してんですか
一樹先輩?》
少し不敵に笑う
《んー、ちょっとジュースが引っかかったみたい》
そうしてなんとか場をしのいだ私は
そそくさと一樹先輩から離れた
《逃げたか》
とつぶやく一樹先輩をよそに
こうして終わった合同合宿
合宿は終わっても、
私にはやらねばならない事がある
雄星へ、ありのままを話す事。
雄星とは合宿最終日の夜
会う約束をしていたから
ーーー、、、、
ピンポーン!
ガチャっ
《空、おかえり》
《た、ただいまっ》
《まぁ入りなよ?》
《う、うん》
部屋に通されて
テーブルのそばに座る
《ゆ、雄星あのっ、あのね?》
《うん?》
《一樹先輩にキスされた、、、し》
《し?》
《間違えてお酒飲んじゃって、雄星と勘違いして
一樹先輩にキスしたみたいで、、、
本当にごめんなさい》
《ねぇ、なんで一樹先輩って呼んでんの?》
《雄星と勘違いしたから責任取ってって言われて》
《やってくれるな
青山先輩、、、》
《私っが悪いの!ごめんなさいっ
幻滅したよね、、》
《ねぇ、俺が、お酒飲んだ空が俺と青山先輩を勘違いしたからって幻滅すると思ったの?》
《だってキスしちゃったって何度も》
《それは俺にでしょ?》
《でっ、でもっ》
ギュゥッと抱きしめられた
《俺しかしらないはずの空の顔を一部でも
青山先輩に見られたのは腹立つけど
酔っ払いでもキスしたい相手は俺だけって事でしょ?》
《っうん!》
《そこで青山先輩だからキスしたって言われたらショックだけど、空には俺しか見えてないんだって青山先輩には伝わったはずだから大丈夫
それに今から上書きするしね!
覚悟しとけよ?》
《うん!》
《覚悟しとけの意味わかってんの?》
《たくさん、してくれるんでしょ?》
《そうだけど、寝かさないって意味!》
《なっ!?》
ドサッ
《俺が空の合宿中どんなに待ったと思う?》
服の中に雄星の手が滑り込んでくる
《んっ》
《しかも一樹先輩呼びに変わってるし?》
チュッ
《ごめ、、っん》
《お仕置きね?》
チュッ
《はぁ、、っ》
その日本当に意識飛ぶまで
抱かれたのでした