【本編完結】夢から覚めたら、高校生に戻ってた!? 33歳三十路女の人生やり直しストーリー!
駅伝大会当日
《ねぇ聞いた?青山先輩と山﨑君
山﨑君の彼女掛けて勝負するらしいよ?》
《マジ!?何ソレ!超燃える勝負じゃん!》
《てか山﨑君の彼女って、あのバレー部の可愛い子でしょ?青山先輩本気なんだ?》
《だって青山先輩彼女作らない人で有名じゃん!
バスケ一筋の!イケメンなのに勿体ないよね!》
《でもこの勝負青山先輩負けたからって、山﨑君の彼女諦める訳じゃないみたいよ?》
《えー、それ完全山﨑君不利な条件じゃん
良くOKしたね》
《山﨑君水泳部だけど駅伝も早いって聞いたよ?》
《自信あるって事かな?》
《とりあえず楽しみだねぇ
正直なところ、どっちが相手でもあの子なら納得ー!って感じだもん》
《ねぇー?あ、ほら、あの子!三浦空チャン!
足なっが!顔ちっさ!》
ーーー、、、、
《雄星、、大丈夫?》
《何、信じてくんないの?》
《いや、信じてるし、応援もしてるけど、
怪我しないでね?》
《おう!!》
ーーーー、、、、
《なぁ一樹大丈夫なん?勝負ふっかけて》
《はぁ?大丈夫に決まってるだろ!俺は勝つ気で行く!》
《確かに三浦さん可愛いけどさぁ、彼氏いる子より
他の子狙ったが確実やんか?》
《彼氏居るは関係ねーの!俺は空チャンが良いの!》
ーーーー、、、、
駅伝大会が始まった
女子の部はもう終わったので次はこの男子の部だ
私はゴール先で雄星を待っていた
いまかいまかと待ち続け
女子の歓声が聞こえる
《青山先輩ー!!》
《山﨑君ー!!頑張れー!!》
!?
2人とも来てるの!?
ど、どっち!?
《はぁ、しんど!!
こんなん走ったの久しぶり!!
なぁ雄星君、、、っ?》
《はぁっ、、そうですね!!》
《勝負は勝負!空チャンもらうよ?》
《くっそ!後ちょいだったのにっ!!》
《雄星っ!!》
と、駆け寄ろうとして手を掴まれた!!
《駄目だよ空!今日から俺の!》
《そんなっ!》
《ごめん空!!
くそっ!!》
《雄星っ!!》
《はいはい!!行くよ〜!!》
《ちょ、一樹先輩!!》
人気のない所まで連れてこられた
《はぁ〜なんなん雄星君早過ぎやろ
負けるかと思ったし》
《当たり前ですよ!
雄星高校時代駅伝やってましたから!》
《やっぱり?走り方違かったもんなぁ
でも勝ったのは俺だよ空?》
《なっ、なんで呼び捨て》
《今日から俺の彼女でしょ?2週間だけど
だから俺のことも一樹って呼んでね?》
《い、いきなりは無理です
てか彼女って無理ありません?》
《いーや2週間は俺の!!》
ギュゥっ
《ちょ、一樹先輩っ!!》
《はぁめっちゃ嬉しい》
そう笑う一樹先輩に不覚にもドキッとしてしまった
《2週間よろしく!!てわけでキスして良い?》
《なんで今聞くんですか!?キス禁止!!》
チュッ
《禁止って言ったのに!!》
《え、だって彼女でしょ?キスするよ?》
《そ、そうなんですか?!》
《当たり前じゃん!2週間しかないんだから!
さっ、俺ん家行くよ!!》
《えぇっ!?》
そうして私は一樹先輩の家に連れてかれたのでした
ガチャっ
《どうぞー》
《お、お邪魔します》
そこは白黒で統一された空間だった
オシャレだなぁ
《突っ立ってないで、おいで?》
《っはい、、、。》
一樹先輩の隣に座る
するとコテンと膝の上に先輩が転がって来た
《あぁ空がウチにいる》
私は雄星の彼女なのに2週間とはいえ
一樹先輩の彼女にってありなの?
チュッ
《っ?!》
《今は俺の事だけ考えて》
ドサッ
チュッ
《か、一樹、、せん、、ぱい、、っん》
《空、、、ん、、》
キスの嵐だ
《っはぁ、、ん、、ふ、、》
《その顔たまらん、、、抱きたくなるな》
《!?》
《流石に抱かないよ?空が良いって言わない限りは》
《、、、、っ》
《なんなんその顔、可愛過ぎかよ。》
《ちょ、あんま見ないで下さいっ》
《良いじゃん彼女の可愛い顔見て何が悪いの?》
《は、恥ずかしい、、です》
《は、可愛い》
《さ、襲っちゃう前にサクッと夕食でも
作りますかね!待っててな?》
《え、手伝いますよ?》
《いーから、いーから座ってて》
そう言ってキッチンに立つ一樹先輩はカッコいい
いやもともと先輩かっこいいんだけどね。
雄星今頃何してんのかな?
ーーーー、、、
《で?その一樹先輩?に空チャンを取られたと》
と翔太
《もー、何してんの!雄星君!》
と、結衣
《いや、勝てると思ったんだよ!!
今日から2週間あの人の彼女とかやば過ぎる
空取られる》
《そんな勝負するからだろ?》
《はい、そうです》
《今頃、空チャンぜってー襲われてるだろうよ》
《だよなぁ、、、、はぁ、、、、》