婚約者の執愛
執着
「おはよ、舞凛」
「ん…あ…////
お、おはようございます////」
舞凛が目を覚ますと、律希が舞凛の髪の毛をくるくるして遊んでいた。
舞凛は、恥ずかしさで顔を自身の手で隠す。
「あ!こら!舞凛、顔見せて!」
律希はその舞凛の手を掴み、優しく外した。
「だ、だって////恥ずかしくて……////」
「可愛い////
舞凛は、何もかも可愛い。
寝顔も、仕草も、舞凛の全て……!」
「律希様は、綺麗ですね」
「ん?
舞凛には、敵わないよ!」
「そんなわけ…律希様は、男性なのにとても綺麗です……!」
「フフ…ありがとう!」
それから、一緒に朝食を準備し食べ始めた二人。
「舞凛、身体は大丈夫?
辛くない?僕、興奮して激しくなっちゃったから……」
「あ、はい!大丈夫ですよ」
「良かった!」
微笑み、食事をする律希に見惚れる、舞凛。
本当に綺麗な人だ。
何をしていても様になり、美しい。
「舞凛」
「あ、はい!」
「何?
舞凛がそんなに見つめるなら、僕も見つめちゃうよ?(笑)」
「あ////ご、ごめんなさい!」
慌てて、目をご飯に向ける舞凛。
「舞凛」
「はい!」
「確か、大学は月曜からだよね?」
「はい。今は春休みで、月曜から講義が始まります」
「じゃあ、今日はいい子で留守番しててね!」
「あ…はい。
やっぱり、外は出ちゃダメですか?」
「ダメだよ。
僕と一緒以外は、認めないよ?
あ!言っておくけど、こっそり出るなんて皆無だからね」
「はい…」
朝食後二人は、ウォークインクローゼットに向かった。
舞凛の服を選び着せた律希は、スーツに着替え再度二人でリビングへ向かった。
「はぁー、もう行かなきゃ!」
「あ、はい」
「舞凛、放れたくないよ……」
「律希様…」
「舞凛、充電させて?」
「え?ど、どうすればいいですか?」
「うーん。抱き締めて、キスしたい」
「はい。わかりました」
舞凛は、両手を広げた。
律希は吸い寄せられるように舞凛を抱き締め、舞凛の頬を包み込んだ。
そして、ゆっくり口唇を重ね貪った。
玄関まで見送る舞凛に、名残惜しそうに手を振り出ていったのだった。
ガシャンとドアが閉まり、舞凛は息をついた。
「ふぅー、どうやって過ごそうかな……」
舞凛はリビングに戻り、ソファに座った。
何か家事でもしようと思い立ち、洗濯や掃除に取りかかったのだった。
一方の律希。
既に、舞凛に会いたくなり息苦しさを感じていた。
(舞凛が好きすぎて、苦しい。
会いたい、抱き締めたい、キスしたい……!)
下りるエレベーター内で胸を押さえ、壁にもたれかかっていた。
「ん…あ…////
お、おはようございます////」
舞凛が目を覚ますと、律希が舞凛の髪の毛をくるくるして遊んでいた。
舞凛は、恥ずかしさで顔を自身の手で隠す。
「あ!こら!舞凛、顔見せて!」
律希はその舞凛の手を掴み、優しく外した。
「だ、だって////恥ずかしくて……////」
「可愛い////
舞凛は、何もかも可愛い。
寝顔も、仕草も、舞凛の全て……!」
「律希様は、綺麗ですね」
「ん?
舞凛には、敵わないよ!」
「そんなわけ…律希様は、男性なのにとても綺麗です……!」
「フフ…ありがとう!」
それから、一緒に朝食を準備し食べ始めた二人。
「舞凛、身体は大丈夫?
辛くない?僕、興奮して激しくなっちゃったから……」
「あ、はい!大丈夫ですよ」
「良かった!」
微笑み、食事をする律希に見惚れる、舞凛。
本当に綺麗な人だ。
何をしていても様になり、美しい。
「舞凛」
「あ、はい!」
「何?
舞凛がそんなに見つめるなら、僕も見つめちゃうよ?(笑)」
「あ////ご、ごめんなさい!」
慌てて、目をご飯に向ける舞凛。
「舞凛」
「はい!」
「確か、大学は月曜からだよね?」
「はい。今は春休みで、月曜から講義が始まります」
「じゃあ、今日はいい子で留守番しててね!」
「あ…はい。
やっぱり、外は出ちゃダメですか?」
「ダメだよ。
僕と一緒以外は、認めないよ?
あ!言っておくけど、こっそり出るなんて皆無だからね」
「はい…」
朝食後二人は、ウォークインクローゼットに向かった。
舞凛の服を選び着せた律希は、スーツに着替え再度二人でリビングへ向かった。
「はぁー、もう行かなきゃ!」
「あ、はい」
「舞凛、放れたくないよ……」
「律希様…」
「舞凛、充電させて?」
「え?ど、どうすればいいですか?」
「うーん。抱き締めて、キスしたい」
「はい。わかりました」
舞凛は、両手を広げた。
律希は吸い寄せられるように舞凛を抱き締め、舞凛の頬を包み込んだ。
そして、ゆっくり口唇を重ね貪った。
玄関まで見送る舞凛に、名残惜しそうに手を振り出ていったのだった。
ガシャンとドアが閉まり、舞凛は息をついた。
「ふぅー、どうやって過ごそうかな……」
舞凛はリビングに戻り、ソファに座った。
何か家事でもしようと思い立ち、洗濯や掃除に取りかかったのだった。
一方の律希。
既に、舞凛に会いたくなり息苦しさを感じていた。
(舞凛が好きすぎて、苦しい。
会いたい、抱き締めたい、キスしたい……!)
下りるエレベーター内で胸を押さえ、壁にもたれかかっていた。