Sweet Days

実花は、まだ笑って…




｢ごめん、ゴメン。本当に、梨佳って面白いから。｣



私は、実花にバカにされたと思って、学校に向かって走っていた。




｢梨佳〜待って。｣



実花が、大きな声で叫ぶ。



そして、実花が走って来た。



｢ﾊｧﾊｧ、梨佳ったら、走るのが早いんだから。｣



私は、意地を張って無視をしてしまった。


とことこ歩いていると、




ﾄﾞﾃ



誰かにぶつかった。



｢ごめんなさい！ 怪我はありませんか？｣


私は、必死になって謝った。



｢いや、大丈夫だけど…。 って梨佳ちゃん！｣



私は、驚いた。まさか、緒形君だったなんて…