黒猫と竜は白薔薇に恋をする
呆気に取られたようだったが、直ぐ様また元の引き締まった顔になる。
「まあいい。まず僕の自己紹介をしよう、白薔薇の騎士副隊長アヤメ。趣味は料理と読書で、調理と食材調達は僕担当だ」
すらすらと趣味まで話すアヤメ。この流れでいくと自分たちも自己紹介しなくてはならない。そして半ば諦めたように、暁が口を開く。
「……黒の騎士、鏡暁」
「こらこら。アヤメ君は趣味まで言ってたでしょ。はいやり直しねー」
「……くそ竜め」
「あははは。黒猫君は相変わらず口悪いねぇ」
こうしてカナタと瞳で訴えてくるアヤメにより、本日二度目の自己紹介。
「……鏡暁。趣味は散歩と寝ること。以上」
「猫だな」
「猫だよね」
アヤメとカナタお互い頷き合っている。そして最後はカナタ。そしてーー。
「まあいい。まず僕の自己紹介をしよう、白薔薇の騎士副隊長アヤメ。趣味は料理と読書で、調理と食材調達は僕担当だ」
すらすらと趣味まで話すアヤメ。この流れでいくと自分たちも自己紹介しなくてはならない。そして半ば諦めたように、暁が口を開く。
「……黒の騎士、鏡暁」
「こらこら。アヤメ君は趣味まで言ってたでしょ。はいやり直しねー」
「……くそ竜め」
「あははは。黒猫君は相変わらず口悪いねぇ」
こうしてカナタと瞳で訴えてくるアヤメにより、本日二度目の自己紹介。
「……鏡暁。趣味は散歩と寝ること。以上」
「猫だな」
「猫だよね」
アヤメとカナタお互い頷き合っている。そして最後はカナタ。そしてーー。