【短編】星の流れる夜に
「あの…夜彦君?」


咲姫はおずおずと言葉を発した


「はい?」


夜彦は咲姫の方に顔を向ける


「あの…今日は…あり…」


「夜彦?」


咲姫が意を決して
お礼を言おうと思ったその時
後ろから夜彦を呼ぶ声がした

振り返ると
4、5人の男女のグループがいた

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