【短編】星の流れる夜に
「おっ

やっぱ夜彦じゃん

何してんの~?

隣の人は彼女?」


可愛らしい女の子に
腕を組まれている
リーダーらしき青年が
夜彦に向かって言った


「違うって

サークルの先輩!」


即座に夜彦は否定する


―ズキンッ―


…?


「先輩
ちょっと話をしてくるんで
待っててください」


「…友達?」


咲姫は冷静を装って聞く


「はい
高校の時の同級生で…」


そう言って夜彦は
彼らの元へ走って行った

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