【短編】星の流れる夜に
「咲姫ちゃんのせいじゃない!!

俺が
いつまでも伝えられなかったのが
いけないんだ!!」


咲姫はふるふると首を振った


「そうじゃない…

私がこんな風に
ショックを受けることが分かってたから
言えなかったんだよね…?

夜彦君優しいもの…」


目に溜まった涙を拭き取りながら
咲姫は口を開いた

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