【短編】星の流れる夜に
「でも…
この指輪は受け取れない…」


「どうして!?

思い出すのがつらいから?」


夜彦は咲姫の肩を掴んで叫んだ


「違う…違うの

私…
いつのまにか夜彦君のことが
好きになってたみたいなの…」


咲姫はゆっくりと
自分の言葉を確認しながら声を紡いだ

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