【短編】星の流れる夜に
「嬉しくて
嬉しすぎて
笑いが止まらなくなってただけです!!」


夜彦は
耳まで真っ赤に染めながら弁明した


「………………」


「………………」


「ぷっ!」


「あはははははっ」


涙でぐしゃぐしゃの顔と
真っ赤な顔を見て
お互いに笑い出す

遠くで花火の音がし始めた

< 39 / 44 >

この作品をシェア

pagetop