異世界恋愛

あっ……。初デート………。今日か…

何着ていったら良いのぉぉぉ??さっぱりだよっ!!そんなの考えてたら、頭壊れるって!!

あ、えっと、…適当に着ていくか??


【待ち合わせ場所にて…】

『お待たっ!!』

『おっ!きた…か………???………』

『ん??』

『な、…何か個性的な服だな……』

『あァァァァァァァ』

適当にきた服を見直してみると……


柄もんパーカーに、柄もんスカート…


私は、恥ずかしくなり、急いで近くの茂みに隠れる………


『まっ、まさか、…き…づいてなかった…??』


『ウゥゥ（泣）』

『えっ??ちょっ!!!やめろっ!!なっ、服かったるって……』

『…………………』

『ブランドの服かったるよ??何枚でも買ってやるっ＼(^o^)／』

『いいの???じゃ、遠慮なんて全くせず、お言葉に甘えさせていただきまっす!!』


そうして、私は、カナタノに、相当高いブランド物を10着程買ってもらっちゃった……


カナタノは、顔色を一変し、うつむいている………。


心のどこかで、

カナタノごめんなっ
と呟いた………。


でも、大切に使わせて頂きますっ!!

あと、この御恩は、忘れません。

最後に……chuッッ


顔が真っ赤に染まってるカナタノをみて、少し笑うと、

『おいてくよっ!!遅いっ』

と言い残して、図書館の中に入っていった………