異世界恋愛
キーンコーンカーンコーン


『ちょうど、チャイムが、なったね』

『そうだね…』

『次は、体育だったっけ??!』

『そそ。……あれ、そういえば、今日は、ランニングじゃなかったっけ??』

『工エエェェ(´д`)ェェエエ工』

『見学したら??』

『私は、走るよ!!』

『えっ??でも、大丈夫なの??』

『それもそうだけど、ニノも身体丈夫な方じゃ、ないけど……大丈夫なの??』


『私は、全然大丈夫!!喘息もってるリマの方が心配……。』


『そんなに心配しないで!!!辛くなったら歩くって……』

『……。約束だよ??』

『うん!約束……』

『じゃ、時間ないから、いこか……』

『そうだね…。走っていったほうが、良さそう……』

『歩いていくよ??リマ、走れなくなっちゃうでしょぉぉ??!!?』

『そうだね………』
苦笑いをしながら、答える。





走りたいよ……。私だってホントは、走りたい………。でも、皆私のことを心配して走るなって……。

走るなって言わない人も居るけど、そういう人は、だいたいが、私が、見学したときに、ズルいよっ!!リマだけいいなぁぁ
って、行ってくる。やっぱりそんなこと言われたら、辛い………



∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼

『よーい、ドンッ!!!!!!!!!!』


皆が、一斉に走り出す。



皆が先頭を闘ってるあいだ、私と、ニノは、後ろをキープしたままゆっくり走る。




仕方ない…………。そんな皆んなを羨ましく思う……………


∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼∼
クラッ
とした。目眩が、して、立ち止まる


少し私より前を走るニノは、気付いてなかった………。



『ケホッゲホッゲホッ……ヒューヒュー…ケホッゲホッ』


流石に、私の咳で、ニノが、振り返る。

ニノが、猛スピードで、戻ってくるなか、私は、意識をとばした。


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