隣の君



『亜希。こっちおいで。』

と言うと素直に俺の側に
来る亜希。


その姿があまりにも
可愛くて俺は


ちゅっ


亜希にキスをしてしまった。


亜希は目を見開いて
真っ赤な顔で俺を見ている。


『りゅ、龍くん…?』


『ごめん。亜希。あまりに亜希が可愛くて。』


素直な気持ちを亜希に
言うと更に亜希は顔を赤くした。



椅子に座っていた
俺は亜希を俺の膝の上に
座らせた。


そして俺は一大決心をし
亜希に想いを告げた。


『亜希。愛してる。』


亜希の瞳を見つめ
真面目に言った。


『龍くん…ほんと?あたし子供だよ?あたし何かでいいの?』

涙目で真っ赤な顔して
言う亜希。


『亜希じゃなきゃダメ。俺も子供だから大丈夫。』


そう言った俺は亜希を
抱きしめた。


『龍くん。大好きー…』


小さな手で抱きしめ返して
くれた亜希。



亜希ー…

一生離さねえから
覚悟しろよな?


俺の大事ないとおしい
お隣さん








(亜希、亜希の部屋もういらないね。)(何で?)(亜希が帰って来る部屋はもう俺の部屋だから。)(……////)





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