出会って半年
私は田舎に住む高校生、莉奈。
成績もあんまり良くないし学校もサボりがちな私だけど、こんな私でもついに高校3年生!!
高校生活最後の年…。進路も決まってなければやりたい事も特になくて毎日何も考えないで過ごして早くも3ヶ月が経ってしまった。さすがにそろそろ卒業後どうするか考えないとな。

「莉奈〜!進路どうするか決めた?さすがに決めないとやばくない?」
話しかけてきたのは小学校から一緒で今では親友の結衣。親友でもあり私の保護者役。
クラスも一緒だったら良かったけど。
「そろそろ考えないとまずいよね〜。結衣はどうするか決めた?」
「うちは地元から出たいしお金稼ぎたいから就職にするよ。」
「え、結衣、就職するの!?じゃあ私も就職にしよ〜。」
「そんなあっさり決めていいのかよ。。」
「だってやりたい事ないし!笑
勉強もしたくないから就職にする!」

そんなこんなで私の進路はあっさり決まって私は求人票を眺めて面接を受ける会社もすぐに決めてしまった。こんなサクサク決めてしまって良いのだろうか。自分のフッ軽さにも少し呆れた(笑)
結衣も私も受ける所は決まり、そこから面接練習やらなにやらと希望する会社に内定を貰おうと必死に毎日頑張った。最後の夏休みも半分は面接練習。
けど結衣と一緒だったから楽しかったし苦ではなかった!!
そこからの時間の流れはとても早くついに面接の日!我ながらうまくいった。
結果が出るまで1ヶ月くらいだったけど結衣も私も見事内定!おめでとう。私たち。
「莉奈は地元に残るけどうちは地元から離れるしお互い仕事始まったら忙しくてあまり会えなくなるね。」
「急に寂しいこと言うじゃん!!やばい、泣いちゃいそうだよぉ。結衣ぃぃ。」
「泣かないの!まだ今すぐバイバイってわけじゃないんだから!卒業までまだ半年あるしいっぱい遊んで思い出作りいっぱいしよ!!」
「もちろん!いっぱい遊ぼうね!」
結衣も私も休日はバイトしてたからあまり予定は合わなかったけど休みの日は少しの時間でも会ってご飯食べてお話してと沢山思い出作りをした。
そしてなんとなんと!珍しく2人の連休が合い、久しぶりのお泊まりをすることに!楽しみだなあ!〜彼との出会い〜「やばい!結衣とのお泊まり久しぶりすぎてすごいテンションあがる!」
「うちもめちゃくちゃ楽しみだった!今日と明日思いっきり楽しも!!」
「うん!
てかさ〜、私ら高校最後だよ?彼氏ほしくない!?誰かいい男いないのぉ〜。」
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