一夜限りと思ったワンコ系男子との正しい恋愛の始め方
舞い上がってついつぶやいてしまい、その言葉に発した本人がはっとした。
「今の、無し!」
「合ってるのに、なんで?」
「ええっ?」
「美晴さんのこと、愛してる」
言い切る健斗の表情の真剣さに、気圧される。それから一気に美晴の心に幸福感が満ちていった。
「私も、愛してる」
言い返してぎゅっと抱きつくと、口付けた。健斗はもうそれ以上何も言わず、美晴を悦ばすことに集中する。
乳房は大きな手でやわやわと揉まれ、体中のいたる所を唇でたどられた。時折強く吸われて跡をのこす。初めての夜には付けられなかったその痕跡に、また美晴の心が歓喜に震えた。こんなにも愛されている。それを実感し噛み締めながらの行為に、また感度が増してゆく。
健斗の舌が蜜を舐めようとし、クリトリスに触れただけで、また達してしまう。心も体も健斗を欲して、健斗だけに集中していた。舐められて、指でいじられて、何度も達してほぐされて。そしてようやく、準備を整えた健斗が美晴の中に入ってきた。
「ああ……!」
彼の存在を感じただけで、中がうねって奥に引き込もうとする。健斗は小さくうめくと、誘いに抗うようにわざとゆっくり押し進み、時間をかけて奥へとたどり着いた。
「全部、入った?」
「うん。……美晴さん、ごめん。俺、長くもたないかも」
囁く健斗の声が、少し上擦っている。そんなちょっとしたことに嬉しくなるだけで、美晴の中がきゅんとうごめいた。
「美晴さんっ!」
焦ったような健斗の声。美晴はそんな健斗の腰に自分の足を絡めると、さらに深く受け入れるように腰を浮かす。
「来て。ね、健斗……」
美晴のおねだりに応えるよう、健斗が突き入れる。その刺激に体が、子宮が痺れるような快感に襲われる。
「はぁっ、あん、あんっ!」
健斗が出し入れするたびに、気持ち良い感覚が鮮明になる。もうそれしか考えられなくなって、その感覚だけを追っていった。高みに昇る。快感が満ちてゆく。まるで風船のようにどんどんとそれは膨らんでいき、そして、
「んーっ!」
「今の、無し!」
「合ってるのに、なんで?」
「ええっ?」
「美晴さんのこと、愛してる」
言い切る健斗の表情の真剣さに、気圧される。それから一気に美晴の心に幸福感が満ちていった。
「私も、愛してる」
言い返してぎゅっと抱きつくと、口付けた。健斗はもうそれ以上何も言わず、美晴を悦ばすことに集中する。
乳房は大きな手でやわやわと揉まれ、体中のいたる所を唇でたどられた。時折強く吸われて跡をのこす。初めての夜には付けられなかったその痕跡に、また美晴の心が歓喜に震えた。こんなにも愛されている。それを実感し噛み締めながらの行為に、また感度が増してゆく。
健斗の舌が蜜を舐めようとし、クリトリスに触れただけで、また達してしまう。心も体も健斗を欲して、健斗だけに集中していた。舐められて、指でいじられて、何度も達してほぐされて。そしてようやく、準備を整えた健斗が美晴の中に入ってきた。
「ああ……!」
彼の存在を感じただけで、中がうねって奥に引き込もうとする。健斗は小さくうめくと、誘いに抗うようにわざとゆっくり押し進み、時間をかけて奥へとたどり着いた。
「全部、入った?」
「うん。……美晴さん、ごめん。俺、長くもたないかも」
囁く健斗の声が、少し上擦っている。そんなちょっとしたことに嬉しくなるだけで、美晴の中がきゅんとうごめいた。
「美晴さんっ!」
焦ったような健斗の声。美晴はそんな健斗の腰に自分の足を絡めると、さらに深く受け入れるように腰を浮かす。
「来て。ね、健斗……」
美晴のおねだりに応えるよう、健斗が突き入れる。その刺激に体が、子宮が痺れるような快感に襲われる。
「はぁっ、あん、あんっ!」
健斗が出し入れするたびに、気持ち良い感覚が鮮明になる。もうそれしか考えられなくなって、その感覚だけを追っていった。高みに昇る。快感が満ちてゆく。まるで風船のようにどんどんとそれは膨らんでいき、そして、
「んーっ!」