感想ノート
僕の作品、「恋のナンバー507〜一尉、私のハートを墜とさないで〜」に目を通していただき、ありがとうございました。
本作は第1回ベリーズコンテスト「職業ヒーロー」にエントリーするため、書き始めた作品です。
前作を書き終えて日が浅いまま、〆切と字数制限を気にしながらの綱渡りの執筆となりましたが、読み手の皆さんの暖かいご声援で、無事にアップし、エントリーを果たすことが出来ました。
あらためて、御礼を申し上げます。
そしてこの作品が皆さんの心に触れ、皆さんに愛していただけることを、切に願っております。
どうか、お気軽にご意見・ご感想など、お寄せいただけると幸いです。
読み手の皆さんの率直なご意見が、書き手の一番の宝物ですから。
ヤミネコ拝
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いくちゃんさん 2022/05/07 13:50
いくちゃんさん、丁寧なご感想ありがとうございました。
ご指摘の通り、この作品は僕が3万2千字という分量の感覚を掴みきれなかったため、いささか説明不足な印象を与えてしまっています。書き手として反省することしきりです。
自分で自分の作品に注を入れるのは恥ずかしいことですが、ご指摘の桧山一尉の心境についてご説明しますと、
桧山一尉それまで、高校時代の元カノ(優さん)に負い目を感じていて、新しい恋に踏み出すことが出来なかった。
転機になったのはさくらちゃんの一途さで、雨の中をずぶ濡れになって自分を探していてくれた、さくらちゃんのいじらしさと、桧山一尉にコテンパンにやられてしまった哲也くんに、さくらちゃんが慰めつつも別れを告げた毅然とした態度に、心を打たれたんです。
自分に追い付こうと一生懸命前を向くこの子に比べ、自分はいつまで過去に囚われているのか、と──。
それで、桧山一尉は誰にも語ってこなかった、自分の過去をさくらちゃんに教えたんです。
あの桧山一尉の告白は、桧山さんがさくらちゃんを恋愛対象として認めたというサインです。
さくらちゃんもそれを感じ取って、それであの「地区大会で優勝したら──」の告白シーンに繋がりました。
その後、桧山一尉は急な転属でさくらちゃんに黙って姿を消してしまいますが、これは地区大会で頑張っているさくらちゃんの心を乱したくないという、桧山一尉なりの気遣いでした(男って結構、こんな余計な気遣いをします)。
こんなところが桧山一尉の心境です。
桧山さんという人は、とても優しいのだけど、いつも言葉が足りないところがあって、でもそれが小桃さんのように彼を知る女性からすると、たまらない魅力に映るのですが。
ただ、もし字数に余裕があったら、こんなエピソードを追加するつもりでした。
まず桧山一尉が、医者になった元カノの優さんを訪ねるエピソード。桧山一尉はさくらちゃんのために、自分自身の過去にケジメをつけに行くんです。
そしてもう一つ、小桃さんの宣戦布告です。さくらちゃんの一途な恋を見て、小桃さんの抑えていた恋心に火がついたんです。
そしてさくらちゃんと小桃さんは、姉妹のような友人で、桧山一尉を巡る恋のライバル同士になる。
そんなエンディングを考えていました。
どうかこれからも、よろしくお願いします。
作者からの返信 2022/05/07 15:35
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ヤミネコ様、指摘だなんてそんなそんな💦
桧山一尉の想いを知りたいのは、恋愛(溺愛)話が好きな私のワガママです(笑)
このお話は、さくらちゃんの人となりと成長課程と気持ちが丁寧に描かれていたからこその、(医学部合格を含めた)納得のいくハッピーエンドなんだと思います。
「そうだよね、さくらちゃん、頑張ったもんね、桧山一尉もそんなさくらちゃんを待ってたんだよね」と勝手に想像し(笑)ほっこりさせていただきました✨紫由布 ―shiyu― 2022/05/06 17:57
紫由布さん、暖かいフォローありがとうございます。
反省点もあるお話ですが、やはり書き手として愛着のあるストーリーを、読み手の方に喜んでいただけると本当に嬉しいです。
お便り、ありがとうございました。
ゴールデンウィークも残り少なですが、素敵な休日をお楽しみ下さい。
新作はかなり大人のラブストーリーとなっていますが、そちらもお気づきの点がありましたら、どうぞご遠慮なくご指摘ください。
これからもよろしくお願いします。作者からの返信 2022/05/07 14:31
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ヤミネコ様
今回のお話も自分の心の抑揚を楽しみながら読ませていただきました✨
さくらちゃんの成長が見えたバスケの試合がとても臨場感があってドキドキでした💦
桧山一尉のさくらちゃんを想う気持ちとか、バスケ部の仲間と試合後には打ち解けられたんだろうなとか、もし字数制限がなかったら事細かに描かれたのかなぁと思うと、長編で読みたくなりました(笑)
新しい作品もまた楽しみにしています‼️紫由布 ―shiyu― 2022/05/05 15:50
紫由布さん、暖かいご感想ありがとうございます。
ご指摘の通りです。
このお話は前作「虹色TAKE OFF〜エリートパイロットは幼馴染み〜」がアップしてから1週間後に書き始めたのですが、その時点で締め切りまで3週間で、かつ大詰めの4月末に仕事が入るという不運も重なり、かなり無理をして書きました。
その影響か、エンディングが軽い、ライト仕様な作品になってしまったと反省しております。
でも一番の原因は、3万2千字という分量がイメージできなくて、字数いっぱいまで引っ張ってしまった、僕の組立ミスだったと思います。
さすが、紫由布さんの目はごまかせませんね。鋭いご指摘、ありがとうございます。
とはいえ、これも僕の大切な作品です。限られた時間内とはいえ、一生懸命書きました。
この作品が紫由布に細かく読んでいただけたのは、僕の喜びとするところです。
今回は僕の作品に目を通していただき、ありがとうございました。また、鋭いご指摘、本当に感謝しています。
反省点は、これからの作品に活かしていきます。
これからも頑張って書いていきますので、よろしくお願いします。
作者からの返信 2022/05/05 17:21
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ヤミネコ様
完結おめでとうございます。お疲れ様でした。
今回のお話しは私の近くの百里基地。
戦闘機も海に近いため通り道です。
国体の時にブルーインパルス来ていたので何回か練習で、通っていたらしいです。。
しかも前作との繋がり…ワクワクしました。
バスケのシーンもちょっとハラハラしました。
さくらちゃんは、お勉強も頑張っていたんですね。ドクター目指して東北大学!すごい!
ヤミネコさんのお話しは情景が浮かぶのでお話しを「まて」が毎回難しい~。早く更新されないかなぁと思っています。
ちょっと肌寒い日々。お身体に気をつけてお過ごしください。次回作品お待ちしてますね。
けんこま 2022/04/30 05:35
けんこまさん、朝早くからの暖かいお便り、本当にありがとうございます。
ご子息はお元気でしょうか? 僕もこの話を更新するたびに、けんこまさんとご子息のことを思い出していました。
本作は「職業ヒーロー」と言いながら、主人公のさくらちゃんの「大人への成長」がメインテーマです。誰もが経験する成長への恐れや焦りを、素敵なヒーローが見守ってくれたなら。そんな思いから、このストーリーを考えました。
3万2千字という、あまり経験したことのない分量と〆切を気にしながら、ぎりぎりで書き終えたお話ですが、この作品が前作同様、けんこまさんに愛していただけるなら、作者としてこれに優る幸せはありません。
今回は僕の作品に目を通していただき、ありがとうございました。
これからも頑張って書いていきますので、よろしくお願いします。
そしてけんこまさんと一緒に、ご子息のご活躍をお祈りしています。
作者からの返信 2022/04/30 06:55
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ヤミネコ様
百里基地の507号機の桧山一尉といえば…正臣くんをエスコートした、あの桧山一尉ですよね!?
そう思っただけでワクワクしてます(笑)
今後の展開が楽しみです!紫由布 ―shiyu― 2022/04/26 21:58
楽しいご指摘、ありがとうございます。
仰るとおり、作中登場する桧山一尉は、「虹色TAKE OFF!!〜エリートパイロットは幼馴染み〜」で、負傷した九条くんを羽田まで誘導した、あの戦闘機パイロットです。
ちょっとした遊び心からこのお話を紡ぎ出しました。
今は〆切を睨みながら、クライマックスを書いている最中です。
前作同様、このお話が紫由布さんに愛してもらえるよう、頑張って書いていきます。
エンディングまであと少し、どうかお付き合いいただけると幸いです。
作者からの返信 2022/04/26 22:45
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ヤミネコさん
おはようございます。
新しいお話楽しみです。
なんと、息子が自衛隊に4月から入隊。何て偶然なの!
息子は、海上自衛隊ですけども。
お話楽しみにしてます。けんこま 2022/04/17 08:09
素敵なお便り、ありがとうございます。
息子さんがこの4月から海上自衛隊にお勤めなんですね。大変なお仕事に頭が下がると同時に、僕もけんこまさんと一緒に、息子さんのご活躍をお祈りさせていただきます。
このお話は、短編コンクール「職業ヒーロー」にエントリーするつもりで書き出しました。〆切を睨みながらの綱渡りが続きますが、けんこまさんの息子さんに負けないように、頑張って書いていきます。
どうか、これからも宜しくお願いします。作者からの返信 2022/04/17 18:18
完結お疲れさまでした。実は自衛隊を舞台にした作品が好きなので、完結を楽しみに待ってました。字数制限があったとのことなので仕方がないとは思いますが、桧山一尉の気持ちの変化がわからなくて、どうゆう心境があって受け入れたのかが,わかりませんでした。話自体は面白くて読み進められたのですが・・・ 桧山一尉の気持ちの変化やこれからを読みたいと思うのは私だけでしょうか?次回作も楽しみに待ってます。