失った心を彩った一皿
光の面影に僕は心を動かされ、希望に満ち溢れた。
喫茶店に足を運んだ。僕は呼び鈴の景色に彩り。
「こんにちは」
「いらっしゃいませ」

香りに胸躍り、席に座る。生きがいとは何かを。
彼女は優しく微笑んで、僕に料理を差し出した。
「どうぞ、彼方のためにパスタを作りました」
「え、ありがとう」

美しく彩られた、一皿の輝きに心を奪われて行く。
景色は変わり、花の音色に耳を澄ませば……。
「これ、良い香りですね」
「私の庭で育てた、菜の花なんですよ」

そこに広がるのは欲望とは違う想いに戸惑い。
笑顔と結ばれた一皿は、僕の心を癒した。
席を立ち笑顔で別れた。
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