瞳の中の世界
あなたは 私に言ったね
私の瞳を見て あなたの瞳が綺麗だと 私は思ったよ
その瞬間から 私の胸は高鳴りだしたの
あなたの瞳を見ていたいと思った
あなたの瞳の中に映る世界を見たかった
だから私は 見つめていたんだ
あなたの瞳を見つめて あなたの瞳の中へ飛び込むために
あなたの瞳に私が映っている そう思うと嬉しかった
あなたの瞳の中には私しかいない
そんな錯覚さえ覚えた でも違ったよね
本当は気付いていたんだよ
あなたにはもう 大切な人がいたってことに
だってそうだよね 私の知らないところで あなたの心は動いていたんだもの
私はそれに気付かなかった あなたの言葉を信じていたから
あなたの言葉だけを待っていたから
そしてあなたは 私じゃない人を好きになった
でもね それでもいいと思ってるんだ
だってそれは本当のことなんだもん
私が勝手に勘違いしてただけなの
あなたにとっては ただそれだけのことなんでしょ
なら仕方ないよ 私の恋はここで終わり
失恋なんて言葉じゃ片付けられないくらい
私の恋は終わってしまったけど この想いだけは忘れたくないから
いつまでも大切にしたいから だからここに残しておくことにする
いつかまた会える日が来るかもしれないし 来ないかもしれないけれど
その時までずっと 大切に持っていようと思うんだ
だからそれまでお別れだよ 大好きだった人
大好きだった人の瞳の中の世界 さようなら
ありがとう 本当に大好きでした
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