入学初日にプロポーズされました
が、マンションに入り、更に嫌な予感がしてきた

未だ隣にはあいつが


しかも慣れた足取りでエントランスを歩いている



「…………は…」

「うわー、偶然」


その声に絶句する


うそ…


想像を超えてきた


「よろしくね、お隣さん」

隣のドアに触れるそいつがそう笑いかけてきた
< 15 / 182 >

この作品をシェア

pagetop