入学初日にプロポーズされました
この長い付き合いで知らないはずがない。
「希穂も一緒に見ようよせっかくだし」
「遥あんた……」
口角をあげて首をかしげる遥に絶句する。
「ほら、怖かったら俺が手繋いでてやるし?」
「やだ絶対無理」
べー、て舌をだして威嚇する。
遥はそんなわたしを見て、肩をすくめて笑った。
「はぁ……つかこわくねぇぞこれ。ゾンビに追い回されるくらい。」
萊が指差すポスターには血だらけの人間がたくさん描かれていた。
血の滴るフォントは絶対確信犯だ。
「それが怖いって言ってんじゃん!」
「ま、そう言うって分かってんだけどな~」
「希穂も一緒に見ようよせっかくだし」
「遥あんた……」
口角をあげて首をかしげる遥に絶句する。
「ほら、怖かったら俺が手繋いでてやるし?」
「やだ絶対無理」
べー、て舌をだして威嚇する。
遥はそんなわたしを見て、肩をすくめて笑った。
「はぁ……つかこわくねぇぞこれ。ゾンビに追い回されるくらい。」
萊が指差すポスターには血だらけの人間がたくさん描かれていた。
血の滴るフォントは絶対確信犯だ。
「それが怖いって言ってんじゃん!」
「ま、そう言うって分かってんだけどな~」