入学初日にプロポーズされました
「破壊力がヤバい
希穂ちゃん、やっぱり俺と結婚しよ」

「い、みわかんないっ…約束、守りなさいっ…よ!」

抱きすくめる内田界人


耳元で囁かれる意味不明の言葉に身を固くする


「……わかった」

不満げな声と共に体が解放された



「何で不満げなのよ」

「あれ、希穂ちゃんよく分かるね」


睨んでから後悔した

不満げな顔が一変、嬉しそうな顔になった



「………顔に出てる」

「希穂ちゃんそんな変化分かるほど俺のことみてくれてるの?」

「……話し聞け」

顔を覗き込まれ、懸命に逸らす
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