入学初日にプロポーズされました
「萊って器用だよねー」
そんな私たちを近くで眺めつまらなさそうにあくびを漏らす人物が一人
「梨桜」
「何お前邪魔なんだけど」
「だって、萊を希穂と二人きりにするとか絶対無理なんだもん」
ベー、と舌を出して整った顔を歪める梨桜
そんな彼女に私たち双子はスルーしてしまう
なんとなく、それが恒例のようなもの
「むぅ…
どうせ萊は内田には勝てないよ」
「お前俺と同じクラスなんだからそういうこと言うなよ」
話しながらも私の髪を綺麗に編み込んで邪魔じゃないようにしてくれる
ポケットから鏡を出して見てみるとポニーテールでアレンジされていた
可愛い…
萊は、昔から手先が器用でよく髪をいじってくれていた
そんな私たちを近くで眺めつまらなさそうにあくびを漏らす人物が一人
「梨桜」
「何お前邪魔なんだけど」
「だって、萊を希穂と二人きりにするとか絶対無理なんだもん」
ベー、と舌を出して整った顔を歪める梨桜
そんな彼女に私たち双子はスルーしてしまう
なんとなく、それが恒例のようなもの
「むぅ…
どうせ萊は内田には勝てないよ」
「お前俺と同じクラスなんだからそういうこと言うなよ」
話しながらも私の髪を綺麗に編み込んで邪魔じゃないようにしてくれる
ポケットから鏡を出して見てみるとポニーテールでアレンジされていた
可愛い…
萊は、昔から手先が器用でよく髪をいじってくれていた