溺愛体質の先輩が甘くするのは私だけ。
な、なんだか飼い主と、怒られてるのを気にせずに嬉しそうにしっぽぶんぶん振ってる犬みたい……。
「じゃあ、優星も連れてっちゃうね」
「うん、そうして」
「ふふっ、じゃあね莉奈ちゃん愛してるよ〜」
にっこり微笑んで莉奈ちゃんに手を振った東さん。
けど、後ろを向いて歩き出した頃には……女子たちに囲まれてて、ものすごく不快そうな顔をしたように見えた。
あははっ……。
「なんだかんだ莉央がきくれてよかったわ」
「そ、そうだね……」
白鷺さんもいなくなったことだし……。
ん……?っていうか、私、こ、告白された……!?
『真白ちゃんに恋しちゃったんだよね』
って、たしかに言ってた……。
きっと、からかっているだけなんだろうけど、なんだか千星先輩がとっても不快になってしまう気がするから……次あったら、やめてくださいってちゃんと言おう。
その時だった。
ピコンッ!
スマホがなって、思わずメールを開く。
「……ん……?」
なに、これ……。
いつのまにか追加されている、白鷺さんの連絡先。
【真白ちゃん、今日は突然押しかけてごめんね〜。よければ、休み時間に話したいことがあるんだけど図書室にきてもらえないかな?】
そんなメッセージが送られてきていた。
「じゃあ、優星も連れてっちゃうね」
「うん、そうして」
「ふふっ、じゃあね莉奈ちゃん愛してるよ〜」
にっこり微笑んで莉奈ちゃんに手を振った東さん。
けど、後ろを向いて歩き出した頃には……女子たちに囲まれてて、ものすごく不快そうな顔をしたように見えた。
あははっ……。
「なんだかんだ莉央がきくれてよかったわ」
「そ、そうだね……」
白鷺さんもいなくなったことだし……。
ん……?っていうか、私、こ、告白された……!?
『真白ちゃんに恋しちゃったんだよね』
って、たしかに言ってた……。
きっと、からかっているだけなんだろうけど、なんだか千星先輩がとっても不快になってしまう気がするから……次あったら、やめてくださいってちゃんと言おう。
その時だった。
ピコンッ!
スマホがなって、思わずメールを開く。
「……ん……?」
なに、これ……。
いつのまにか追加されている、白鷺さんの連絡先。
【真白ちゃん、今日は突然押しかけてごめんね〜。よければ、休み時間に話したいことがあるんだけど図書室にきてもらえないかな?】
そんなメッセージが送られてきていた。