溺愛体質の先輩が甘くするのは私だけ。
「……簡単にカッコいいとか言うんじゃねーよ。勘違いするだろ」
「?どういうこと?」
自分がカッコいいって勘違いするってこと?
それなら勘違いじゃないから認めていいと思うのにな。
「はー……まぁいい。それより真白」
「ん?」
「ゲームしねぇ?」
「あ!いいよ!」
パッと離された手。
私はゲームをテレビに繋ぐ準備をする。
*
「準備できたよー!」
「ありがとなー」
「うん!早くやろー!」
そしてその後、私たちは3時間ぐらいぶっ通しでゲームをしていた。
途中で真冬も帰ってきて、共に。
「くそっ……お前うまいな」
「へへ〜ん。うまいでしょ〜」
ゲームは割と得意な方だもんね。
けど……蒼、なかなかやるなぁ……。
「いま何時だ?」
「んー?いま、7時だ」
「マジか」
「そろそろ帰る?」
「んー。そうだな」
楽しかったなぁ〜。
「じゃあな〜」
「あ、バイバイ。またきてねー」
「ああ」
帰って行った蒼。
「姉ちゃん腹減った」
「あ、ごめんごめんオムライスでいい?」
「うん。俺も作る」
「ありがと〜」
そんな調子で、今日が終わった。
次の日。
「?どういうこと?」
自分がカッコいいって勘違いするってこと?
それなら勘違いじゃないから認めていいと思うのにな。
「はー……まぁいい。それより真白」
「ん?」
「ゲームしねぇ?」
「あ!いいよ!」
パッと離された手。
私はゲームをテレビに繋ぐ準備をする。
*
「準備できたよー!」
「ありがとなー」
「うん!早くやろー!」
そしてその後、私たちは3時間ぐらいぶっ通しでゲームをしていた。
途中で真冬も帰ってきて、共に。
「くそっ……お前うまいな」
「へへ〜ん。うまいでしょ〜」
ゲームは割と得意な方だもんね。
けど……蒼、なかなかやるなぁ……。
「いま何時だ?」
「んー?いま、7時だ」
「マジか」
「そろそろ帰る?」
「んー。そうだな」
楽しかったなぁ〜。
「じゃあな〜」
「あ、バイバイ。またきてねー」
「ああ」
帰って行った蒼。
「姉ちゃん腹減った」
「あ、ごめんごめんオムライスでいい?」
「うん。俺も作る」
「ありがと〜」
そんな調子で、今日が終わった。
次の日。