溺愛体質の先輩が甘くするのは私だけ。
次の日。
私は小学生の頃のように莉奈ちゃんと学校へ登校した。
実は昨日も一緒に登校していたのだけれど、私が野良猫に気を取られて道に迷った挙句に方向音痴で迷子になってしまったのだ。
だから……これからは、絶対迷子にならないようにする!
小さくガッツポーズをして、学校に向かう。
「はぁ……私、恋したいわ」
「恋?」
「うん。高身長ハイスペイケメン彼氏が欲しい」
「あはは……そんなに都合の良い人いるのかなぁ」
「それがいんだよね」
……え!?いるの!?
「だ、誰!?」
「私の三つ上の歳上幼なじみ、東莉央。前にちょっと話したことあるよね」
「あ、あ〜!言ってたね!」
私は小学生の頃のように莉奈ちゃんと学校へ登校した。
実は昨日も一緒に登校していたのだけれど、私が野良猫に気を取られて道に迷った挙句に方向音痴で迷子になってしまったのだ。
だから……これからは、絶対迷子にならないようにする!
小さくガッツポーズをして、学校に向かう。
「はぁ……私、恋したいわ」
「恋?」
「うん。高身長ハイスペイケメン彼氏が欲しい」
「あはは……そんなに都合の良い人いるのかなぁ」
「それがいんだよね」
……え!?いるの!?
「だ、誰!?」
「私の三つ上の歳上幼なじみ、東莉央。前にちょっと話したことあるよね」
「あ、あ〜!言ってたね!」