負けず嫌いな先輩とイケメン後輩くん。
ことあるごとに
黒崎が絡んでくる
んで毎回
付き合ってって言われる
「ねぇ里帆ー?最近あんた黒崎君に絡まれ過ぎくない?」
と、莉子
「そ、そーかな?気のせいじゃない?」
「あんた何か隠してるでしょ
吐ーきーなーさーいー!!」
しつこく聞いて来る莉子に根負けし、
他の皆んなには内緒で!と約束して
黒崎に告られた事を話した
「ちょ、マジ?!あのクール王子に?!
で、未だ待たせてんの?!里帆鬼畜だね!」
「いや、だって高総体前だよ?!
もう時間ないんだから!!」
「あーあー。王子可愛そう。
こんな部活バカのどこがいんだかー。
いや、あんた何気にモテてたんだったわ。
黙ってれば、あんた可愛いもんね。」
「ちょっと莉子どーゆー意味よ
黙ってればって」
「だってあんた、部活一色だもん。
勿体ない。」
「部活が好きだし、大事なのー!!」
「あーはいはい。
で?結局はどう思ってんの?」
「どうって、、、わ、、わかんないよ!」
「顔真っ赤ですけど?(笑)」
「だって本当わかんないんだもん」
「これだから部活バカは、、、。」
「でも、、、」
「でも?」
「黒崎と居るとなんか変なの。
ドキドキするしっ」
「あー(察し)」
「今は部活に集中したいのに、黒崎見ちゃうし、、、いや、あいつのシュートフォーム
マジ綺麗で」
「やっぱり部活かい(笑)」
「あ!部活行かなきゃ!!
じゃあね莉子!!誰にも言わないでよっ?!」
「はいはーい。行ってらー」
バタバタと里帆が教室を出て行く
「てか、ドキドキするとか、目で追うとか
もう好きになりかけてんじゃん
時間の問題だよ王子。」